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慣らし保育を笑顔で乗り超えるコツ!保育士がしている工夫とは?

narasihoiku

無事に保育園に通い始めた我が子。

朝、ドタバタで準備を終わらせて、やっとの思いで連れてきたのに、保育士さんに預けるときに泣いてしまう…

泣かないで行ってほしい。笑顔でバイバイしたいけど、心配と罪悪感でできない。そんな自分が親として失格?と悩んでいるママ・パパも多いのではないでしょうか。

すみれ先生

痛いほど分かります…。私も保育士なのに、我が子が泣いているのが辛くて涙が出ました…

すみれ先生

そこでこの記事では、そんな慣らし保育(慣れ保育)を笑顔で乗り切るポイントを説明していきますね!

目次

0歳児・慣らし保育のポイント

保育所の規定にもよりますが、生後57日から預けられる園もあり、低月齢の子どもも保育園で過ごすようになります。

だいたい6ヶ月ごろまでは人見知りが始まっていないので、ママ・パパと離れるのが寂しいという理由で泣くことはほとんどありません

なので、子どもが寂しくないかはあまり心配しないで預けましょう。

最後に飲んだミルクや朝食の時間と量を、忘れずに保育士さんに伝えてくださいね。

すみれ先生

朝のミルクの時間を口頭で伝えてもらえると、保育士さんが日中のスケジュールを組みやすくなります。

月齢が低いほど、慣らし保育完了まで余裕を持った方が良いでしょう。寂しくないとはいえ、環境の変化を感じ、思った以上に消耗します。

最初は1日2〜3時間から、日数は約5日〜14日間ほどかける子もいます。余裕を持ったスケジュールが、慣らし保育がスムーズに行く秘訣です。

1〜2歳児・慣らし保育のポイント

結論から言うと、ほとんどの子が泣くと思います!

早い子は生後7〜8ヶ月頃から人見知りが始まります。「うちの子は慣らし保育で全然泣かなかった〜!」という子もいますが、ほとんどの子は「泣いて当たり前」と思ってください。

なぜかというと、ママ・パパに愛情を与えられて育った証拠だからです。

子どもは、環境が変わったことに気づきます。お部屋が違う、ママ・パパがいない、他にも泣いてる子がいる…不安で泣いて当然なんです。

でも、ママ・パパに愛情を与えられて育った子は、大人を信頼して頼ることができます。

保育士さんが専門性を持って、その子が好きなことは何か・何をしたら泣き止んだか・食べるときや寝る時のクセは何かなどを感じ取ります。そして、子どもが安心して楽しく過ごせるように遊びや過ごし方の工夫をしてくれるのです。

すみれ先生

泣かない子は愛情がない、ということではありません。好奇心が強く、コミュニケーションを取ることが好きな子だと言えるでしょう。保育士さんはその個性を伸ばしつつ、入園したてで慣れていないということも忘れずにケアしてくれますよ。

連絡ノートに、家での様子を記入しておくと、保育士さんも「あの対応でよかったんだな、続けてみよう」「電車が好きなんだ!おもちゃや絵本、散歩先で電車を取り入れてみよう」と参考になります。

離れるときに泣いて大変だと思いますが、保育士さんが泣き止んで遊べるように工夫してくれるので、思い切って預けてください

3〜5歳児・慣らし保育のポイント

幼児クラスになると、慣らし保育がなくても大丈夫な園が多いです。

初めての集団生活の子や、仕事復帰に余裕があれば、慣らし保育をすると安心かもしれません。

その場合は例えば、1日目は昼食後まで→2日目はお昼寝後まで→3日目から予定時間MAX、といったスケジュールがスムーズでしょう。

3歳児にもなると、周りの様子が見えてきます。

初めての場所、初めての先生、初めての友だち…ドキドキするな…という思いから「行きたくない」と言う子もいるでしょう。

その時に「大丈夫だよ!」「きっと先生もお友だちも優しいよ!」「行きたくないなんて言わないで!」などと否定しないようにしましょう。余計行きたくなくなってしまいます。

すみれ先生

「じゃあ、何て行ってあげたらいいの?励ましてるのに…」と困ってしまいますよね。そこで、子どもの不安を小さくするコツをお伝えします!

①原因を探る

「どうして行きたくないのかな?」→なぜか聞く

「知らない人ばっかりだから?」→予想して、Yes・Noで答えられる質問をする

②共感する

「ドキドキするよね、わかる」→わかってくれた、と安心する

「話してくれてありがとう」→話して良かった、と信頼感に繋がる

③笑顔で送り出す

「大好きだよ」「お迎えにくるね」「よろしくお願いします!」とサッと預ける→子どもの要求にズルズル付き合っていると、お互い余計に離れづらくなり、切り替えに時間がかかる

心配なことはノートや口頭で相談する→保育士さんが子どものことを早く理解してくれる

④「ごめんね」は言わない

「ママが仕事に行ってごめんね」と言ってしまうと『仕事=悪いこと』『仕事に行くママが悪い』という価値観を植え付けることになります。

仕事に行くのは『生きるためにお金を稼ぐ』ための当たり前のこと。

すみれ先生

「お仕事終わったら、お迎えにくるからね、約束だよ」と伝えたら笑顔でバイバイし、保育士さんに託しましょう!

ママ・パパが安心してお仕事ができるように、保育士さんも全力なんです。お任せください!

「ママがいいよね」は保育士のイヤミではない

「ママがいい〜!」と泣いている我が子を抱っこしながら、保育士さんが「そうだよね、ママがいいよね」と言っているのを去り際に聞いて、悲しくなった経験はありませんか?

まるで保育園に預けているのを責められているようで、モヤっとした気持ちに…。

実は「ママがいいよね」はイヤミではなく、子どもが早く保育園に慣れるためのテクニックなんです。

先ほども書いた「共感する」を、保育士さんは実行しています。

「ママがいい!」という子どもの気持ちを「ママがいいよね」と保育士さんが共感することによって、「分かってくれるんだ」と安心します。

「ママがいいよね」は、子どもが安心して遊べるようになる近道!

そのため、責められていると感じなくて大丈夫です。

まとめ

いかがでしたか?

慣らし保育をスムーズに進めるポイントは、子どもが泣いていても、「お迎えにくるね、行ってきます」とサッと笑顔で送り出すことです。

保育園では、子どもが楽しく過ごせて、ママ・パパが安心してお仕事ができる環境を用意しています。

すみれ先生

どんな風に過ごしたのか?いつ泣き止んだのか?
園での様子を連絡ノートに書いたり、お迎えのときにお話ししてくれますよ。

もちろん、心配なことがあったら、いつでも保育士さんに相談してOKです!

それでも聞けない!最初からモンペだと思われたらどうしよう!と心配な方は、コメントしてくださいね!

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